サンゴ礁学ニュース

2012年08月22日UP

B02班石垣島名蔵の発掘調査

2012年7月22日から8月11日にかけて、B02班では、石垣島名蔵地区において発掘調査を行いました。この調査の模様が、8月12日(日)の八重山毎日新聞に掲載されました。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/20668/

今回の発掘調査では、名蔵の陸と海の繋がりや人との関与を明らかにするため、前回の発掘調査で出土した炭化米・炭化麦や、土器片などの人工遺物の試料を増やすことを目的に実施しました。また、これまでお世話になった地元の方々をお招きして発掘現場の見学会も開催しました。

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出典:八重山毎日新聞2012年8月12日掲載

事務局 浪崎直子


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2012年08月07日UP

研究成果:A01班の成果論文UP2

研究成果のページに、A01班の成果論文として以下の論文を追加しました。
http://www.coralreefscience.jp/result.html

Yuyama I, Ito Y, Watanabe T, Hidaka M, Suzuki Y, Nishida M (2012) Differential gene expression in juvenile polyps of the coral Acropora tenuis exposed to thermal and chemical stresses. J. Exp. Mar. Biol. Ecol. 430?431: 17?24. doi: 10.1016/j.jembe.2012.06.020

ミドリイシの幼生に、温度と化学物質(除草剤に使用されるDCMUや、船底塗料などに使用されているTBT-Cl)といったストレスを与え、ストレスによって遺伝子発現が異なることを明らかにした論文です。ぜひご覧ください。

事務局 浪崎直子
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第5回白保成果報告会開催報告

8月5日(日)20時から白保公民館にて、「白保の海での実験研究とサンゴ採取に関する説明会」を開催しました。

八重山毎日新聞に取材いただき、この様子が8/7に掲載されました。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/20629/

サンゴの反応予測モデル構築へ「八重山毎日新聞」(2012_08_07).jpg
出典:八重山毎日新聞2012年8月7日掲載

説明会では初めに、東京工業大学の渡邉 敦助教から、サンゴ礁学CO2班で開発しつつあるモデルの紹介を行った後、様々な環境ストレスの定量的評価・予測やそれらのもとでのサンゴ礁生態系応答に関する数値シミュレーションモデル体系の構成の説明やシミュレーション例も紹介しました。モデル開発のための基礎データ(サンゴ代謝など)を現地の環境下で取得することを目的として白保の海でチャンバー実験を行っていること、そして今回のチャンバー実験のデータ解析で必要となるサンゴの採取に関して、白保の皆さまにご説明しました。その後、東京工業大学の灘岡和夫教授からも補足説明がありました。

来場してくださった白保の方からは、どのような雨や風の時に赤土流出が多いのか、といった赤土に関する質問が多く寄せられ、赤土への関心の高さがうかがえました。また、今回チャンバー実験で対象としたサンゴは「ミドリイシ」のみでしたが、白保のサンゴ礁を代表する「アオサンゴ」を対象とした実験は実施しないのか、といった質問も寄せられました。

また、白保のサンゴ礁だけでなく他のサンゴ礁についても調べる必要があるのでは?、という質問もありました。灘岡教授から、他のサンゴ礁の研究ももちろん必要だが、白保周辺のサンゴ礁は、サンゴ礁学が始まるかなり前から様々な分野の研究者が数多くの調査研究を行ってきていて多くの蓄積がある日本のサンゴ礁フィールド研究のメッカと言えるサイトであり、しかも、よく発達した礁嶺と大規模なクチ(チャネル地形)を有する典型的な裾礁型サンゴ礁であることから、白保のサンゴ礁を対象とした研究は大変重要、との説明がありました。

一方で、海流などの海の流れによる幼生分散などによって、サンゴ礁は他のサンゴ礁とつながっていて、サンゴ礁生態系の変遷過程の理解や保全のあり方を考えていく上で、そのような「つながり」を意識することも大変重要になる、との説明もありました。

当日は台風11号が那覇に接近したため、茅根創領域代表と私の飛行機も欠航となり、残念ながら翌日6日に予定していたグラスボートでの調査地見学会は中止となりました。来場者からも残念だった・・という声もあったそうです。

本説明会開催にご協力いただいた、白保魚湧く海協議会事務局長の赤嶺さん、佐川さん、WWFの鈴木さん上村さんには改めてお礼申し上げます。

事務局 浪崎直子
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2012年08月03日UP

研究成果:A01班の成果論文UP

研究成果のページに、A01班の成果論文として以下の論文を追加しました。
http://www.coralreefscience.jp/result.html

Yamashiro H, Mikame Y, Suzuki H (2012) Localized outbreak of attached diatoms on the coral Montipora due to low-temperature stress. Sci. Rep.2, 552. doi:10.1038/srep00552.

琉球大学瀬底研究施設周辺でのコモンサンゴに付着する珪藻の大量発生に関する論文で、以下からどなたでもダウンロードできます。ぜひご覧ください。
http://www.nature.com/srep/2012/120801/srep00552/full/srep00552.html

事務局 浪崎直子
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2012年07月30日UP

第5回白保成果報告会開催

第5回目となる白保サンゴ礁学成果報告会として、8/6にグラスボートでの調査地見学会を開催します。同時に、前日夜には白保の海での実験研究とサンゴ採取に関する説明会も開催します。関心のある方々のご参加をお待ちしております。

第5回白保成果報告会

「白保の海(サンゴ礁)での実験研究/サンゴ採取の説明会および調査地見学会のご案内」

■開催概要IMGP2233.jpg
「サンゴ礁学」では、2008年から白保のサンゴ礁で調査を実施し、毎年夏と春に報告会を開催して研究成果を白保の皆様にご報告してきました。昨年8月の報告会では、この10年で白保のサンゴが1/4ほどに激減したという調査結果を報告しました。この激減の原因を明らかにするために、サンゴ礁がストレスにどのように反応するのかを調べることを目的として、白保の東の海に「チャンバー(写真の箱のこと)」を設置した実験研究を行っています。写真の箱の部分でサンゴを覆うように設置し、ポンプで水流を起こすことで自然に近い形でストレスを与える操作実験を行うことができます。今年の夏は、本格的にこのチャンバー実験を行い、チャンバー内のサンゴを採取して化学分析にかける予定です。今回の報告会では、チャンバー内のサンゴを採取するにあたり、事前に白保の皆様にご説明するとともに、この実験研究の調査地をグラスボートでご案内する見学会を開催します。20120806白保報告会final2.jpg

1.白保の海での実験研究とサンゴ採取に関する説明会
白保の海で行っているチャンバー実験研究とそこでのサンゴの採取について、どこでどのくらいの量のサンゴを採取するか、この研究が白保のサンゴ礁保全にどのように貢献するのかを白保地域の皆様にご説明します。
開催日 2012年8月5日(日)20時〜20時半 
場 所 白保公民館 ※説明会は事前申込み不要、直接会場にお越しください。

2.グラスボートでの調査地見学会 ※事前申込み制
「サンゴ礁学」代表者である茅根 創(東京大学理学系研究科教授)が、実際に実験をしている海域までグラスボートでご案内し、船の上で調査内容をご紹介します。また、希望者の方にはスノーケリングでも調査地を見学いただけます(スノーケリングは希望者のみ)。
開催日 2012年8月6日(月)9時集合11時解散 ※悪天候の場合7日に順延
場 所 WWFしらほサンゴ村集合・解散
申込み 必ず事前にお電話でWWFしらほサンゴ村(上村担当)までお申し込みください。

主催:新学術領域「サンゴ礁学」
共催:WWFサンゴ礁保護研究センター、白保魚湧く海保全協議会


事務局 浪崎直子
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