人とサンゴ(礁)のかかわり合いを遠い過去から現在、そして未来まで、考古学・文化人類学・形質人類学・地球科学・地理学・環境学をはじめとする諸学の研究者が、皆さんとともに語り合います。さぁ今ここに、新しい「共生」のかたちををめぐる対話の幕開けです。どうぞお気軽にお越しください。
(入場無料・予約不要・当日先着順)
一般公開シンポジウム
2013年3月30日(土)13:00-17:30(12:30開場)
場所:沖縄県立博物館・美術館講堂
http://www.museums.pref.okinawa.jp/index.jsp
12:30 開場
13:00 開演
T プロローグ「暮らしのなかのサンゴ礁」 司会:山口 徹
サンゴ礁を学ぶー人とサンゴ礁の共存・共生未来戦略/茅根 創(東京大学)
13:30―14:30
U セッションA 「サンゴを忘れた暮らし」 司会:山野博哉
変質しつつある現代の当初地域社会から見たサンゴ礁保全上の課題/灘岡和夫(東京工業大学)
陸の変化と海の変化ー空からの目とサンゴの記録/山野博哉(国立環境研究所)
つながる陸と海ー先史農耕による内陸開発の影響/山口 徹(慶應義塾大学)
14:30―15:00
休憩
15:00―16:20
V セッションB 「サンゴとある暮らし」 司会:深山直子
サンゴを眺める?サンゴとかかわる?ー石垣島「エコツーリズム」の調査から/下田健太郎(慶應義塾大学大学院)
サンゴの伝統的利用ー石垣島における左官の事例を中心に/深山直子(東京経済大学)
サンゴって食べれるの?ーサンゴの人体への恵みを考える/吉田俊爾(日本歯科大学)
人とサンゴが共生(ともいき)するかたちーソロモン諸島のサンゴ人工島社会を手掛かりに/棚橋 訓(お茶の水女子大学)
16:20―17:30
W ポリローグ 「サンゴと人のこれから」 司会:山口 徹
コメンテーター(五十音順)
佐藤孝雄(慶應義塾大学・考古学)
鈴木隆雄(国立長寿医療研究センター・老年学)
西平守孝(沖縄美ら島財団・生態学)
渡邊欣雄(國學院大学・社会人類学)
ポスターはこちらからダウンロードいただけます。
暮らしの中のサンゴ礁 ーサンゴと人がひらく南島の人類誌ー