サンゴ礁学ニュース

2012年05月11日UP

サマースクールポスター

サマースクールのポスターができました。現在、参加大学生を募集中です。奮ってご応募ください。

ポスター完成版rev.jpg

事務局 浪崎直子
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2012年05月10日UP

研究成果:A02班の成果論文追加

研究成果のページに、A02班の成果論文を追加しました。

■A02班業績一覧(以下、6本追加)
http://www.coralreefscience.jp/result.html

Agostini S, Suzuki Y, Higuchi T, Casareto BE, Yoshinaga K, Nakano Y, Fujimura H (2012) Biological and chemical characteristics of the coral gastric cavity. Coral Reefs 31:147-156.

Casareto BE, Niraula MP, Suzuki Y (2012) Dynamics of organic carbon under different inorganic nitrogen levels and phytoplankton composition. Estuarine, Coastal and Shelf Science doi:10.1016/j.ecss.2012.03.019.

Charpy L, Casareto BE, Langlade MJ, Suzuki Y (2012) Cyanobacteria in coral reef ecosystems: a review. Journal of Marine Biology doi:10.1155/2012/259571.

Weil E, Irikawa A, Casareto BE, Suzuki Y (2012) Extended geographic distribution of several Indo-Pacific coral reef diseases. Diseases of Aquatic Organisms 98(2): 163-170.

鈴木 款 (2012) 海洋生態系の動態を理解する鍵―「化学共生」の重要性. 『Ship & Ocean Newsletter』 270:2-3.

Cuet P, Atkinson MJ, Blanchot J, Casareto BE, Cordier E, Falter J, Frouin P, Fujimura H, Pierret C, Susuki Y, Tourrand C (2011) CNP budgets of a coral-dominated fringing reef at La Re´union, France: coupling of oceanic phosphate and groundwater nitrate. Coral Reefs doi: 10.1007/s00338-011-0744-4.

事務局 浪崎直子
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2012年04月27日UP

サンゴ礁学サマースクール2012参加大学生募集

今年で4回目の開催となりました、全国の大学生を対象にした「サンゴ礁学サマースクール」。
今年も、9月17日〜22日に瀬底島で開催します。
サンゴ礁に関心のある多くの学生の申し込みをお待ちしております。

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■サンゴ礁学サマースクール2012参加大学生募集     
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人とサンゴ礁の新たな共生関係を構築するための研究プロジェクト
「サンゴ礁学」では、この夏、全国の学部学生と大学院生を対象と
したサマースクールを開催します。

実習内容は、サンゴの生物学に関する講義と室内実習、サンゴとサ
ンゴ礁の生態に関する講義と野外調査実習、土地利用や地形・地質
に関する陸上巡検、海洋酸性化の講義と実習などを予定しています。

文系理系問わず、サンゴ礁に関心のある多くの学生の申込をお待ち
しております。

■開催日程:2012年9月17日(月・祝)〜22日(土)※現地集合解散

■開催場所:琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設
URL: http://www.tbc.u-ryukyu.ac.jp/sesoko/home.html

■定員:24名程度

■費用:集合解散場所までの旅費と食費は各自負担。
    現地の宿泊費はこちらで支出します。

■実施内容(4日間):
(1)サンゴの生物学に関する講義と、サンゴと褐虫藻の観察実習
(2)サンゴの生態に関する講義と、野外調査実習
(3)サンゴ礁域の土地利用と、地形・地質に関する陸上巡検
(4)サンゴ礁の測線調査と、海洋酸性化に関する実習と講義
(5)サンゴ礁と社会科学に関する講義「絡み合うサンゴ礁と人の歴史学」
(6)サンゴ礁学若手の会企画

■申込みと選考:
2012年7月15日までに、下記レポートとともに「氏名,ふりがな,所属(大学・学
部),学年,性別,メールアドレス(携帯は不可・PCのみ),携帯番号,スノーケル経
験回数」をサンゴ礁学事務局までメールでお送りください。応募者多数の場合は
レポートを元に審査し、7月末までに選考結果をメールで通知します。なお、申
込みは全日程参加できる者に限ります。

レポートタイトル:私の大学での勉強にとって,サンゴ礁を学ぶことの意義
レポート:1000字程度

■担当者 :
茅根 創(東京大学)、鈴木 款(静岡大学)、山野博哉(国立環境研究所)、山
口 徹(慶應義塾大学)、酒井一彦・波利井佐紀・栗原晴子・中村崇・中野義勝
(琉球大学)

■申込・問合せ:
サンゴ礁学事務局 admin@coralreefscience.jp

▼詳細は募集要項をご覧ください
http://www.coralreefscience.jp/file/summerschool2012.pdf

▼過去のサマースクールの様子はこちらをご覧ください
・ニュースレターvol.5(2011年開催)
http://www.coralreefscience.jp/newsletter/newsletter-5.pdf
・ニュースレターvol.4(2010年開催)
http://www.coralreefscience.jp/newsletter/newsletter-4.pdf
・ニュースレターvol.2(2009年開催)
http://www.coralreefscience.jp/newsletter/newsletter-2.pdf

サンゴ礁学事務局 浪崎直子
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2012年03月11日UP

3/10第4回白保成果報告会開催

yamnoIMG_8061.jpg3月10日(土)、白保公民館で石垣島サンゴウィークのイベントの一環として開催した第4回白保成果報告会が終了しました。28名の方々においでいただきました。

最初に、上村真仁さん(白保魚湧く海保全協議会)から、シャコガイの放流事業や、2007年から取り組んでいる赤土流出防止対策のためのグリーンベルト大作戦の取り組みと課題、しらほサンゴ村より引き継いで実施している赤土堆積量調査の取り組みについて報告いただきました。今後サンゴ礁学の研究者に、赤土調査のデータの科学的な解釈で連携したいとの提案がありました。

続いて、山野博哉さん (国立環境研究所)から、衛星画像とサンゴの骨格の分析から、白保の陸と海の両方が急激な変化をとげたことを示す調査を報告しました。白保全域のサンゴの割合は1980年代から減少傾向にあり、8月に報告した実際に潜って調べた調査結果と同様のことが白保全域で起こっていることが衛星画像の分析で明らかになりました。また、白保の陸の衛星画像の分析からは、60年代からサトウキビなど農地が増えているがわかり、こうした土地利用の変化によってサンゴ礁にどのような影響があるのかを調べる研究方法として、サンゴの骨格中に取り込まれる「鉄」や「マンガン」などの陸から流れてくる物質に注目した研究を紹介しました。

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最後に、兼城貴司さん (琉球大理工学研究科大学院生)から、轟川と白保サンゴ礁で定期的に調べた農薬の分布状況と、実験室で行った農薬と赤土のサンゴへの影響について報告しました。白保では、夏に高い濃度のジウロンが検出され、2011年8月は海藻に影響が出るレベルのジウロンが海で検出されましたが、サンゴには影響が出るレベルではないことがわかりました。ユビハマサンゴを使った実験では現在の白保の17倍の濃度のジウロンを与えると影響が出始めること、現在の白保の濃度のジウロンと赤土の両方を与えてもサンゴには影響がないことが明らかになりました。

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今後、白保魚湧く海協議会で実施する赤土調査のデータの科学的解釈をつける点で、連携を深めていきたいと思います。

事務局 浪崎直子
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2012年03月01日UP

第4回サンゴ礁学白保成果報告会開催のお知らせ(3/10)

20120310白保報告会final.jpg今年も、3月5日サンゴの日を含む3月3日から10日までの期間を、「石垣島サンゴウィーク」として、サンゴに関するイベントが石垣島各地で行われます。

石垣島サンゴウィーク期間中、3月10日(土)、第4回目となる白保でのサンゴ礁学成果報告会を、白保公民館で開催します。昨年夏に白保のサンゴが10 年で激減したという研究報告をしましたが、今回はなぜサンゴが減ってしまったのか、その原因を明らかにする研究をご報告します。

白保の方々はじめ、観光に来ている方や関心のある方々のご参加をお待ちしております。

■第4回白保成果報告会
開催日時:3月10日(土)20時〜21時半 
開催場所:白保公民館
主催:白保村ゆらてぃく憲章推進委員会、白保魚湧く海保全協議会
共催:新学術領域「サンゴ礁学」、WWFサンゴ礁保護研究センター

講演1:「白保魚湧く海保全協議会のサンゴ礁保全の取り組み紹介」
講演者:白保魚湧く海保全協議会
2007 年から取り組んでいる赤土流出防止対策のためのグリーンベルト大作戦の取り組みと課題、しらほサンゴ村より引き継いで実施している赤土堆積量調査の取り組みについて報告します。

講演2:「衛星とサンゴ年輪から見る白保の陸と海の移り変わり」
講演者:山野博哉 (国立環境研究所/B01班代表)
今私たちが見ている島とサンゴ礁の景色は、歴史が作り出したものです。飛行機や人工衛星から撮影した画像の解析と、サンゴの骨格の中に含まれる成分の分析によって、過去数十年にわたる変化を明らかにすることができます。こうした方法を用いて、戦時中から現在にかけて白保の陸と海がとげてきた変化を紹介し、白保の海を保全するためにするべきことを考えたいと思います。

講演3:「サンゴ礁における農薬の分布とサンゴへの影響」
講演者:兼城貴司 (琉球大理工学研究科大学院生)
沖縄県ではさとうきびの栽培によって多くの農薬が使われています。農業に農薬は欠かせない存在ですが、一方で環境中での蓄積や海の汚染も気になります。白保地区では陸にさとうきび畑が広がり、海にきれいなサンゴ礁がありどちらも重要です。轟川と白保サンゴ礁で定期的に調べた農薬の分布状況と実験室で行った農薬と赤土のサンゴへの影響についてお話します。

事務局 浪崎直子
posted by サンゴ礁学事務局 at 18:32 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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